DeepL opener PROのおかげで勉強効率が上がった話
先日、DeepL opener PROというchrome拡張機能が公開されたので、さっそく使ってみました。
この記事はこの拡張プラグインを使ってから1週間経った時点での感想記事になります。
DeepL opener PROとは何か
個人で契約したDeepL APIのAPIキーを入力すれば使える拡張プラグインで、選択した範囲だけ即時翻訳してくれるツールです。
これまで類似したプラグインは出ていましたが、DeepLの翻訳ページに飛ばすものが多く、体験があまりよくありませんでした。
これはそのページで即座に翻訳結果がみれるのが嬉しいところです。
嬉しかったこと
総合するとリーチできるドキュメントが増えたにつながります。細かく分解すると以下のとおり。
1. 英文を読むときの心理的コストが減った
最近ではOSSのドキュメントも有名なものだと日本語翻訳されたものが多いですが、それでもまだ英文だけのやつも多いです。構文や使われている単語は大学受験で英語をしっかりやってきたらならそこまで難しくないものですが、いかんせん疲れる。気合を入れて読むことが多い自分にとってはDeepL opener PROはかなりのサポーター君になっていて、「英文読むの疲れたら翻訳しちゃえばいいや」と思える前提をつくれたのは大きく、気兼ねなく英文記事を読む体制が作れたので、地味に嬉しいです。
2. Oreilly Safaribooksを読む速度が上がった
おそらくOreilly側が対策をしているのだろうけども、選択範囲を指定して一部翻訳するといった機能は使えないです。
ただ、ページ全体翻訳機能を使うことはでき、その場合は開いている章単位での翻訳になります。一度の翻訳で150〜200円程度かかりますが、章ごとに読むタイプにとっては1冊を読み切るためにちょうど都合がよく、わりと便利だったりしています。
インフラ系の書籍はバンバン出てるので、積読が増えていましたが、これでインプット速度をあげることができたので今後はもっと読んでいこうと思っています。
つらいこと
同じ箇所を翻訳すると再度課金対象なの?
はい。翻訳したページをリロードすると元に戻り、同じ場所をもう一度翻訳すると翻訳した文字数が加算されます。
なので、大量の文章(あるいはページ)を翻訳した場合はリロードには気をつけてください。
最低でも3130円かかる
基本料金が630円かかります。
さらに100万字ごとに2500円かかります。
なので、3130円は最低でも支払う必要があります。
例えばさきほどのOreillyの章単位での翻訳で200円かかった場合、残り2300円分の翻訳字数が残ることになります。無邪気に翻訳しまくっているとすぐに1万円くらい使っちゃいそうですね。
一応、DeepL API側の機能として、文字数制限をかけることができます。
100万字を超えたら使えなくする、通知を飛ばすといったことが可能なので、超過しそうになったら気付けるのでありがたいです。