nginxの負荷分散手法(1) 重み付け
nginxでは、リバースプロキシ機能を使って、負荷分散を行なうことができる。
主なやり方は3つ。
- 重み付けによる負荷分散
- 稼働系と待機系
- 接続数による負荷分散
今回は、 1. 重み付けによる負荷分散 について。
設定方法は簡単。
upstreamコンテキストでまとめた複数のバックエンドサーバにweightオプションと重みパラメータをつけるだけ。
upstream backend { server xxx.xxx.xxx.xxx weight=3; server yyy.yyy.yyy.yyy weight=2; server zzz.zzz.zzz.zzz weight=1; }
この設定で、
- xxx.xxx.xxx.xxx サーバは 全アクセスの3/6 の割合を捌くこととなる
- yyy.yyy.yyy.yyy サーバは 全アクセスの2/6 の割合を捌くこととなる
- zzz.zzz.zzz.zzz サーバは 全アクセスの1/6 の割合を捌くこととなる